「庭の松を盆栽のような短い葉にしたい」
そのように思っている方はいらっしゃいますか?
葉が短く、整った松はとても綺麗ですよね
どのような手入れ(剪定)を行えば、短い葉にできるのでしょうか
そこで今回は、松葉を短くする具体的な方法を紹介したいと思います
ページリスト
・松葉を短くする方法
・芽切りの方法
・芽切りの時期
・芽切り動画
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松葉を短くする方法
松葉を短くする剪定方法は「芽切り」になります
芽切りと同じ意味で使われることのある、みどり摘みや芽摘みなどは若干方法が異なります
具体的にいえば
芽切りは、6月頃に新芽を元から切ることをいいます
みどり摘みや芽摘みは、春先に勢いのある新芽を途中から摘み取り、全体の芽の勢いを整える方法です
庭木の松の場合、基本的には芽切りのみで葉を短く整えることができます
芽切りの方法
芽切りは、6月頃までに伸びた新芽を元から切り落とす方法です
切り落とした枝から2番芽が育ち、葉が短く揃うという原理です
基本的には、小さな芽も1つ残らず全て切り落とします
しかし、弱い芽の勢いをつけたい場合は、芽を切らず、冬の剪定の際に長くなった葉を葉切りします
また、葉の長さだけではなく、芽の勢いも揃えたい場合は、芽切りの時期をずらします
具体的にいえば、
勢いのある芽や、上部の芽などは後回しにし、芽を切ります
1~2週間後に、勢いのある芽の芽切りを行います
時期をずらすことにより、芽の勢いを揃えることができます
芽切りの時期
それでは具体的に、どの時期に芽切りを行えばよいのでしょうか?
初めて松の芽切りをする場合は、6月中旬がオススメです
一般的には、この時期がよいとされています
しかし、松の状態により芽切りの時期を前後させることがあります
例えば
毎年、芽切りを行っているが、思ったよりも葉が長い場合は、芽切り時期を遅くしましょう
それとは逆に、葉が短くなりすぎた場合は、芽切り時期を早くしましょう
松は、一本一本性質が異なりますので、ベストなタイミングを見つけてあげましょう
毎年芽切りを行うことで、葉は短くなっていきます
初めて芽切りのを行った場合は、それほど短くならないこともありますので、毎年新芽を切りながら様子を見ましょう
芽切り動画
まとめ
松の葉を短くしたい場合は、芽切りを行います
6月頃に新芽を1つも残さず、根本から切り落としましょう
冬の手入れで葉むしりを行い、芽を分けてあげればとても綺麗な松になりますよ
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