「はさみがサビた」

「刃物が切れない」

 

庭仕事をするため、はさみを取り出した際に、そのような経験はないでしょうか?

サビやヤニがついたままの刃物では、使い心地が悪く、いい仕事を行うことができません

 

そこで今回は

庭師の私が行っている、簡単きれいに刃物をメンテナンスする方法を、ご紹介したいと思います

 

ページリスト

・はじめに

・刃物のメンテナンス方法

 

 

はじめに

 

私はあまり刃物の研ぎをおこないません

その理由として

 

①研ぎが上手ではない

②刃物を研がなくても、簡単なメンテナンスだけで切れ味が長持ちすることを知った

 

ということです

 

恥ずかしながら、私は研ぎが上手ではありません

このメンテナンス方法を知るまでは、下手なりに4年間、毎日はさみを研いでいました

 

ある時、はさみの修理で刃物屋さんを訪れ、どうすれば上手に研ぐことができるのか聞いたところ

「研がないこと」

といわれ

「???」

状態になりました

 

その刃物屋のおじさんが言うには

 

「毎日研ぐのは刃がもったいない」

「何本も庭師のはさみを研いできたが、上手な人はいない」

「研ぎは刃物屋に任せて、磨くだけにすればいい」

「それだけで、半年~1年は大丈夫」

 

といわれ、少し

「ムッ!」

とはしたものの、そこまで言うなら試してみようと実行しました

 

すると

実際にはさみの調子がよく、毎日使っているはさみが半年も切れ味のいい状態でした

 

それ以来、半年に1度おじさんに刃物の研ぎをお願いし、私はメンテナンスをするだけとなりました

 

 

刃物のメンテナンス方法

 

庭で使う刃物(はさみ)のメンテナンスで重要なのは、樹液(ヤニ)をとることです

これを放置すると、刃物が黒くなり切れ味も悪くなります

 

このヤニをとるための専用クリーナーとして、ヤニとりスプレーがあります

 

確かにヤニがとれて便利です

ですが

物足りなさを感じ、私は違った方法でヤニとりを行い、メンテナンスしています

 

それは

水とワイヤーブラシ、油(kure556)を使った方法です

 

これが一番きれいになると思います

 

メンテナンスの流れ

 

刃物を水につける

ヤニがとれやすくなったら、ワイヤーブラシでこすりとる

布で水分を拭き取る

油をさす

これで完成です

 

最後に刃物へオイル(私はKURE556)を塗れば、サビることなく、長期保管もできます

私はこの方法で、庭で使う刃物を全てメンテナンスしています

まとめ

刃物(はさみ)は、使用後にきちんとメンテナンスすることで、長持ちするようになりますよ!

 

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