「コンクリート洗い出し仕上げってなに?」
「洗い出す具体的な方法は、どのようにするのだろう?」
など、コンクリート洗い出しに興味を持っている方はいらっしゃいますか?
コンクリート洗い出しは上手に施工できると、1枚の石のように見え大変綺麗です
今回は、コンクリート洗い出しについて具体的にご紹介したいと思います
ページリスト
・洗い出しコンクリートとは
・メリット、デメリット
・施工方法3選
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洗い出しコンクリートとは
名前の通り、固まる前にコンクリートの表面を洗い出し仕上げる方法のことをいいます
コンクリートの表面を水を使って流すことで、ノロ(セメント)がとれ、砂や砂利がでてきます
洗い出す加減によって、砂地仕上げになったり砂利仕上げになります
また、コンクリートのプラントにより砂利や砂の色がことなるため、仕上がりがかわってきます
砂利にも大きさがあり15㎜のジャミコンクリートや20㎜のコンクリートなどがあります
そして、洗い出すタイミングや方法を間違うと
表面の砂利が出てこなかったり、溝になってしまうことがあります
洗い出すタイミングは、方法によりことなるので施工方法にてご紹介したいと思います
メリット、デメリット
・メリット
タイヤ跡がつかない
コンクリートの磨き仕上げ、はけ引き仕上げの場合、車が通るとタイヤ跡がついてしまいますが、洗い出し仕上げの場合、タイヤ跡はつきにくいです
自然な風合いになる
コンクリートの磨き仕上げ、はけ引き仕上げの場合、すっきりとした無機質な風合いになりますが
洗い出しの場合、砂利や砂が表面に表れるため、自然な風合いになります
・デメリット
砂利や砂がとれやすい
洗い出したコンクリートは、表面の砂や砂利がとれてしまうことがあります
洗い出しすぎないように注意し、しっかりとした養生期間をもうけましょう
周囲にノロ(セメント)が流れる
コンクリートを水を使って洗い流すので、表面のノロや砂が流れます
周囲の状況を確認し、掃除ができることを確認しておきましょう
施工方法3選
・散水ノズル
・高圧洗浄機
・コンクリート遅延剤(洗い出し薬剤)
散水ノズル
散水ノズルを使って洗い出す場合は、早めのタイミングで洗い出していきます
具体的なタイミングは、指でコンクリートを触った時にあまりへこまなくなり、固くなってきた時です
私は、かんじきをはいて1度目のコンクリート押さえが終わり、少し時間をおいたタイミングで洗い出します
不安な場合は、1度目立たない所を洗い出してみて、砂利がよく出る場合は少し時間をおいてから流します
コンクリートが柔らかいタイミングなので、洗い出しすぎに注意し、一通り洗い出した後に、もう一度水を流して仕上げましょう
綺麗に仕上げるポイント
洗い出しの表面がセメントで白くなりそうな場合は、バケツに水を入れて、ゆっくりとコンクリート表面に流すと、ムラがなくなり綺麗に仕上がります
高圧洗浄機
高圧洗浄機の場合は、遅いタイミングで洗い出します
具体的なタイミングは、指で押さえてもへこまず、指紋がつく時です
私は、コンクリート磨き仕上げを行うタイミングで洗い出します
高圧洗浄機を使う場合、同じ箇所を何度も洗い出すと溝になってしまうので注意しましょう
綺麗に仕上げるポイント
洗い出しの表面がセメントで白くなりそうな場合は、バケツに水を入れて、ゆっくりとコンクリートの表面に流してあげると綺麗に仕上がります
コンクリート遅延剤(洗い出し薬剤)
砂地にしたいのか、砂利が見えるように仕上げたいのがにより、薬剤を散布するタイミングがことなります
砂利が見えるように洗い出したい場合は、散水ノズルの時と同じタイミングで薬剤を散布します
砂地にしたい場合は、高圧洗浄機の時と同じタイミングで薬剤を散布します
散布が終わると、コンクリートの表面にビニールシートを敷いて乾燥を防ぎます
翌日、ビニールシートをめくり散水ノズルとブラシを使って洗い出していきます
遅延剤を使えば、比較的簡単にムラなくきれいに仕上げることができます
まとめ
コンクリートを洗い出す具体的な方法は
・散水ノズル
・高圧洗浄機
・コンクリート遅延剤(洗い出し薬剤)
となります
また、散水ノズルで洗い出すタイミング以降で雨が降れば、綺麗な洗い出しに仕上がります
途中で雨が降ってきた場合は、思いきってそのまま放置し、様子を見てみてはいかがでしょう
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