「庭師(植木屋)として独立したい」

そのように考えている方はいらっしゃいますか?

どのような経験、勉強をすれば独立できるのでしょうか?

私の独立した経験談と共に、ご紹介してみたいと思います

 

ページリスト

・独立に必要なこと

・私が独立した流れ

 

 

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独立に必要なこと

植木屋としての仕事は、家の剪定がメインになると思います

そうなると、木の知識と剪定の技術が必要になりますよね

 

木の知識や剪定技術は本で学ぶこともできます

 

しかし、知識だけではなく経験がものをいう職業です

そこで約1年間、造園会社や個人の植木屋の方にお世話になることが1番の近道だと思います

 

現在の剪定事情は昔と異なり、早く安くできればよいというお客様が増えてきています

そのようなお客様をターゲットにしたい場合は、修行期間はあまり必要ないと思いますので、1年間の剪定作業を本気で学べば充分でしょう

 

独立に必要な道具は、剪定道具や脚立、軽トラックくらいなので、気軽に始めることができます

また、必要な資格もないので、剪定の腕だけで仕事を増やしていくことになります

 

「いやいや植木屋ではなく、本物の庭師になりたいんだ」

というかたは、有名な庭師のもとで10年程度修行をする必要があると思います

その間に、造園施工管理や造園技能士の一級を目指しましょう

 

10年という修行期間は、庭師の仕事は奥が深いということを表しています

具体的にいえば

植木屋さんとは違い、剪定技術や知識はもちろんのこと、木の病気や虫の知識、植木の診断や改善策の提案、また庭作りに携わるあらゆる技術(石積や植栽、デザインなど)や知識などが必要になります

一生涯、勉強が必要だと思っていただければいいと思います

 

それらを極めてこそ、一流の庭師であるといえるでしょう

私も多くの経験を積み、一流の庭師になれるよう努力をしていきたいと思っています

 

とはいえ

「有名な庭師は誰?」

「10年間も修行なんてできない!」

という方には、私の独立方法がオススメですよ

 

 

私が独立した流れ

 

大学卒業

造園会社就職

2年後に退社し独立

独立後に一流の庭師と仕事(修行)をする

 

 

私は大学を卒業後、造園会社に就職しました

会社に就職する前から独立思考があり、いずれは自分の会社を持ちたいと思っていました

 

会社では、主に現場作業員として庭の剪定、植栽、また公共工事の管理やCADを使った図面の書き方などを勉強させていただきました

 

私は、庭の設計士になりたくて会社に就職しましたが、師匠の人柄のよさ、かっこよさに憧れて職人になりたいと思うようになっていきます

毎日、ハサミを研ぐ日々を送りなら、必死で造園技術の向上に取り組みました

1年後には、一通りの造園作業を覚え、少しだけ自信を持てるようになりました

 

(植木屋になりたい方は、このタイミングで独立しても大丈夫です

営業力さえあれば剪定の仕事が増えていきます)

 

さらに約1年、庭木の剪定、庭作りや石組を勉強させていただきました

私はこのタイミングで独立しました(独立というよりも、辞めてしまったといった方が正しいです)

 

独立後の仕事

その後、自分の仕事を増やしていく傍ら、個人の庭師の方々のお世話になりながら仕事をしていきます

この際に、自分が目指す技術をもった庭師の方と仕事をするのがオススメです

庭師業界で有名な職人を見つけて、紹介してもらいましょう

お金を頂きながら、技術を学ぶことができます

 

一流の庭師になるためには、一流の剪定をする職人、一流の庭を作る職人さんたちと仕事をすることが1番です

 

後は、自分の技術を追及していきながら、営業や人脈づくりに取り組み、庭仕事をしていきましょう

 

まとめ

植木屋として独立したい場合は、修行期間はあまり必要のない時代です

1年程度、庭師の方と仕事をして独立しましょう

(独立してすぐに、仕事がバンバン入ってくることは少ないです

営業力が重要になります)

 

庭師として腕を磨きたいかたは、独立後に自分の尊敬できる一流の庭師の方と仕事をしましょう

常に技術を磨きながら、お客様に喜んで頂ける庭師を目指していきましょう

 

 

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