「枕木を使ったアプローチを作りたい」

電車の線路に使われている古材の枕木を使って、かわいいアプローチを作りたいと思ったことはないでしょうか?

そんな方のために、腐りにくい施工方法を紹介したいと思います

最近では、見た目には分からないほど、よく作られたコンクリートの枕木もあり白蟻対策もできますよ

家族と楽しみながら設置してみてはいかがでしょうか

 

 

ページリスト

・枕木とは

・メリット

・デメリット

・コンクリート枕木

・枕木の施工方法

 

 

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枕木とは

 

鉄道の線路に使われている木の材料です

枕木に使われている木材は、主にヒノキ、スギ、クリなどになります

腐朽対策として、これらの木材をクレオソート油で防腐処理してあります

15年ほど前から、枕木を使った庭がブームになり、多く使われるようになりました

理由としては、目新しさや安価で庭木との相性がいいためです

 

 

メリット

 

やはり風合いがいいことではないでしょうか?

自然の木材が使われているため、温かみのある優しい雰囲気になります

また、すでに線路で使われていたため、アンティークのような味わいがあり、庭や家に馴染みやすいのが特長です

また、他の木材とくらべると安価に購入することができる可能性があります(一昔前まで安価だったが、近年、枕木の値段が上がっているようです)

 

 

デメリット

 

天然の木材のため、いすれ腐ってしまうということです

防腐処理のされていない木材と比べれば、耐久性が高くよい材料と言えるでしょう

しかし、やっかいなことに白アリによる被害がでる可能性があります

これは1番の問題で、住宅に近い場所で白アリが発生してしまうととても不安ですよね

住宅に侵入してしまうと大問題です

そこで、

白アリは嫌だ!

というかたには、コンクリート枕木を使った施工がオススメです

 

 

コンクリート枕木

 

実は、天然の枕木を私はオススメしていません

理由は、上記でも説明したように白アリが発生する可能性があるからです

近年では、見た目には分からないほどよく作られたコンクリート枕木があります

枕木の雰囲気がいいと言う方には、そちらをオススメしています

私のオススメコンクリート枕木はこちらになります

 

単価は高くなってしまいますが、いい材料です

 

しかし、天然の枕木を使いたいというかたも、多くいると思います

そこで、腐りにくい施工方法を紹介したいと思います

 

 

枕木の施工方法

 

天然の枕木を施工するにあたって、1番気を付けないといけないことは、排水性です

直接土の中に埋めてしまうと、水が溜まり早く腐ってしまいます

 

そこで、具体的な施工方法を説明していきます

 

 

・まず、枕木を敷きたい場所を掘ります

掘る厚みは、枕木の大きさ+再生砕石5~10㎝+砂や砂利の厚み3㎝です

地面が硬い場合は、再生砕石を入れなくてもいいでしょう

 

・掘り終えると、再生砕石を敷きプレートという機械を使って叩き固めます

プレートとはこちらの機械になります

ホームセンターなどで借りることもできます

 

・次に、枕木の下地に砂や砂利を敷きます

これは排水性を高めるためです

 

・最後に、枕木を砂や砂利の上に置き、ハンマーで叩きながら高さ調整をし、並べていきます

枕木を叩きやすいハンマーはこちらになります

 

また、枕木を切って加工する際には、チェンソーがオススメです

 

・並べ終わり完成すると、このような雰囲気になります

 

枕木はいい雰囲気になりますね

 

できるだけ長持ちさせるためには

とにかく、下地が大切です

排水性を考えて施工しましょう

 

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「思い出の庭木を小さな盆栽に」

 

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